こんにちは。NALです。
今回は、メルカリのお話です。
実は、私の友人がメルカリのアカウントを複数所有していたことばバレて、アカウントを停止されてしまいました。
いわゆる垢BANという措置です。
メルカリに限らず、同一人物がアカウントを複数開設・所有することは認められていないケースが大半ですが、友人も悪意があってアカウントを複数開設したわけではありませんでした。
今回は、メルカリのアカウントを2つ作ってしまった場合の対処法や問い合わせ先について解説いたします。
●メルカリ出品者は誰が見てるかわかる?いいねやプロフィールは足跡バレる?
●見方|メルカリの閲覧履歴が見覚えないしおかしい?削除したい場合は?
●メルカリで返品に応じない場合どうなる?ペナルティで売上金没収?
メルカリのアカウントを2つ作ってしまった友人の話
ある日のこと、友人のメールアドレスに以下の内容が送られて来たといいます。
メルカリ始めてまもない友達が複数アカウントで垢BANです。
メルカリの事務局どうした…… pic.twitter.com/c1RkPSfBmF— I/O (@IO18150369) February 2, 2019
メルカリでは利用者が規約違反をしていないか定期的に巡回を実施しており、友人はこのパトロールに引っかかってしまったと思われます。
上記ユーザーの場合は既に開設していた他のアカウント【A】がBANされていたため、これに紐づいていた現行アカウント【B】もBANされたという状態です。
もちろん、メルカリでは複数アカウントの所持が禁止されていることから、仮にアカウント【A】がBANされていなくても同様の措置がなされたはずです。
ただ、友人の場合、悪意を持って複数アカウントを開設・所有していたわけではありませんでした。
実は、友人は過去に機種変更をしており、変更前と変更後でそれぞれアカウントを作ってしまっていたのです。
友人曰く、「機種変更をしたら前のアカウントは自動的に削除されると思っていた」とのこと。
恐らく、友人と同じように考えている方も多いのではないのでしょうか?
また、メルカリのアプリをアンインストール(削除)するだけで自分のアカウントも抹消されると勘違いしているケースも多いようです。
アプリを削除してもメルカリに登録した個人情報までもが抹消されるわけではないため、この状態で再びアカウントを作ってしまうと、アカウントを複数開設・所有しようとしたと見なされる場合があります。
そうすると、私の友人のように悪意がなくてもアカウントを停止(BAN)されるという状況に陥る可能性があるのです。
メルカリでは一度登録した個人情報は削除することが出来ず、メルカリ側のデータべースに記録され続けます。
これはメルカリを退会しても個人情報は削除されません。
なぜなら、メルカリでは一度退会しても、再び「復活」することが出来るからです。
その際は新しいアカウントを登録するわけではなく、以前に使用していたアカウントを引き継ぐという形になります。
この仕様により、メルカリでは一度登録した個人情報は破棄されず、メルカリ側で保持され続けるというわけです。
つまり、メルカリのアカウントは「1人につき1アカウント」ではなく、「1人につき一生涯1アカウント」が正しいのです。
そのため、何らかの理由でアカウントを2つ作ってしまった場合は発見され次第、BANなどのペナルティーが科せられてしまいます。
複数アカウントが禁止されている理由
メルカリで複数アカウントの所有が禁止されている理由は犯罪や不正などに悪用されてしまう恐れがあるからです。
例えば、犯罪や不正には以下の事例が考えられます。
●詐欺
●偽ブランド品の売買
●マネーロンダリング(資金洗浄)
●ポイントやキャンペーンの悪用
●他者への誹謗中傷
●サブアカウントを悪用した価格操作
これらはほんの一例に過ぎませんが、上記の通り、複数アカウントの所持を認めてしまうと色々と悪用できてしまうというわけです。
もちろん、複数アカウントを使って犯罪や悪事をはたらく人間は少数派でしょう。
しかしながら、そのような人間が少なからずいる限り、その他多くの善良なユーザーが甚大な被害を受けてしまうのです。
そのため、どんな理由にせよ、メルカリでは「1人につき一生涯1アカウント」という利用規約を設けているわけです。
複数アカウントを禁止することは犯罪や不正を未然に防ぐことであるため、故意・過失を問わず、アカウントを2つ以上作ってしまったユーザーは強制退会などの厳罰に処す外ありません。
複数アカウントの禁止はメルカリに限った話ではなく、アカウントを開設する必要のある全てのサービスに共通して言えることになります。
こうした背景から、「悪意はなかった」や「知らなかった」などの言い訳は当然通用せず、一度BANされてしまったら、その裁定を覆すことはほぼ不可能だと考えるべきです。
ただ、メルカリのAIが誤判定を起こして、善良ユーザーのアカウントがBANされたという事例も少なからず報告されています。
その場合はメルカリに問い合わせを行い、事情を詳細に説明することでBANを解除してもらうことが出来ると思われます。
問い合わせ先はどこ?
もし2つアカウントを作ってしまったことが分かった場合、遅延なくメルカリに問い合わせを行った方が賢明です。
本件については「マイページ」から問い合わせることが可能です。
マイページより以下の順番で進んでください。
↓
●ヘルプセンター
(ガイド・お問い合わせ)
↓
●アカウント
(ログインできない・本人確認など)
↓
●会員登録・ログイン
↓
●本人確認・認証
↓
●本人確認
↓
●本人情報(氏名・生年月日・住所)の登録・変更
↓
●本人情報の登録について
↓
●お問い合わせはこちらから
メルカリへの問い合わせ方法は定期的にアップデートされており、現在はフローチャートで解決しなかった場合のみ「お問い合わせはこちらから」というボタンが表示される仕様になっています。
そのため、本記事をご覧になっている時には上記のフローチャートから変更されている可能性もあるため、この点は予めご留意ください。
「お問い合わせはこちらから」をクリックすると、問い合わせ内容を入力する画面が表示されるため、「本人確認の目的(必須)」と「お問い合わせ本文(必須)」を入力して、最後に「送信」ボタンを押して問い合わせは完了となります。
複数アカウントの件で問い合わせをする場合、可能な限り詳細かつ丁寧な文章を心がけて下さい。
また、故意ではないこともアピールすると良いでしょう。
ただ、あなたのアカウントが停止(BAN)されるかどうかはメルカリが総合的に判断するため、規約違反を自ら名乗り出たとしても情状を酌量してもらえるかは分かりません。
最悪の場合、あなたのアカウントが停止されてしまうかもしれませんので、本件の問い合わせにつきましては全て自己責任でお願い致します。
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