メルカリ|返品で住所教えたくないがコンビニ受け取り可能?

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こんにちは。NALです。

今回は、メルカリのお話です。

過去の記事では私が不良品を購入させられ、それを返品することに成功した時の体験談をお話しました。

この時、私と出品者はお互いに住所を開示し合ったのですが、ふと「匿名での返品は可能なのか?」という疑問が湧いてきました。

メルカリには匿名配送の手段が複数用意されているため、これを利用すれば返品も匿名で行えるのではないかと思った次第です。

今回は、「メルカリで商品を返品する際に住所を教えることなく返品することは可能なのか?」について解説いたします。

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メルカリで返品したいが住所は教えたくない

メルカリの匿名配送には「らくらくメルカリ便」「ゆうゆうメルカリ便」「梱包・発送たのメル便」の3種類が用意されています。

当然、実名での取引も可能ですが、大半の方は自身の名前や住所を教えたくないというのが本音でしょう。

特に女性であれば、相手に自分の個人情報が開示されてしまう恐怖は強いと思われます。

防犯の観点からも匿名配送は非常に有効ですが、メルカリの公式説明では匿名配送が利用できるのは発送時のみで、商品を返品する際には利用できないと定められています。

つまり、返品時に匿名配送を利用する手段は公式には存在しないことになります。

ただ、これは裏を返せば、非公式には返品時にも匿名配送が利用できるということになります。

しかし、公式には返品時の匿名配送は用意されていないため、これらから説明する手段は全て「やってできないことはない」というレベルの話になります。

喩えなら、「スマホでエクセルは使用できるか?」という質問とよく似ています。

スマホでもエクセルは使用できますが、「使用できること」と「十分に機能すること」は全く意味合いが異なります。

これと同様に、返品時にも匿名で配送(返送)することは可能ですが、それは「やってできないことはない」という意味であって、非公式な手段であるため、相応のリスクも伴います。

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匿名で返品する方法(1)ヤマト運輸の匿名配送サービス

ヤマト運輸には匿名配送が出来るサービスが用意されており、お互いに住所を開示せずに荷物を配送できます。

しかし、これを利用にするには以下の条件を全て満たしている可能性があります。

(1)送り主(返品者)がクロネコメンバーズの会員であること

(2)返品者と出品者がLINE友達であること

※「https://faq.kuronekoyamato.co.jp/app/answers/detail/a_id/5092/~/クロネコメンバーズで、個人間の匿名配送はできますか?」参照

ヤマト運輸の匿名配送サービスではお互いがLINEで友達になっていることが大前提となります。

この状態で「宅急便をスマホで送る」というサービスにある「LINEでリクエストする」を利用することで、出品者に自分の名前や住所を入力(登録)してもらいます。

ただ、出品者が入力した個人情報は送り主(返品者)には開示されないため、お互いに名前や住所を公開しなくても匿名での配送が可能というわけです。

しかし、いくら返品時に匿名配送を利用したいからといっても、出品者とLINE友達になることに抵抗がある方が殆どでしょう。

たとえ自分に抵抗がなくとも、相手(出品者)がこれを拒否する可能性が高いと思われます。

また、これはメルカリが公式に用意した手段ではなく、外部サービスによる配送手段であるため、荷物の不着や紛失などのトラブルが起きてもメルカリは何もサポートしてくれません。

さらに、SNSや外部サービスに誘導したり、これに応じることは禁止行為に該当します。

そのため、LINE友達になることを相手に打診したことが発覚した場合、その時点で利用制限などのペナルティが課せられるリスクがあります。

こうした状況を踏まえると、ヤマト運輸の匿名配送サービスを利用した返品は「やってできないことはない」ですが、十分に機能するとは言えないというわけです。

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匿名で返品する方法(2)私書箱や営業所留め

出品者の立場からすれば、返品時に匿名で商品を受け取る手段として、私書箱(郵便局留め)や営業所留めが挙げられます。

確かに、自分の住所を教えたくない場合、郵便局留めや営業所留めは有効です。

ただ、メルカリにおいては荷物を郵便局留めや営業所留めにして発送・受取ことは原則として禁止されています。

商品の受け取りが遅延したり、受取人が分からないなどのトラブルを避けるため、商品の宛先を郵便局(営業所)留めにしたり、それを求める行為を禁止します。

※「https://help.jp.mercari.com/guide/articles/894/」より引用

敢えて「原則として禁止」と表現したのは例外が存在するからです。

それは出品者が「ゆうゆうメルカリ便」の「郵便局/コンビニ受取」を選択した場合です。

このケースであれば、購入者が荷物を郵便局かコンビニで受け取ることは可能となり、規約違反にはなりません。

ただ、この手段が利用できるのは出品時の発送だけで、返品時には利用することは出来ないのです。

しかし、先に述べたヤマト運輸の匿名配送サービスと同様に、返品時に郵便局留めや営業所留めにして返送することは出来ますが、これはあくまでも「やってできないことはない」という意味であって、十分に機能するというわけではありません。

この行為もメルカリで明確に禁止されていることから、トラブルが起きた場合はサポートや補償の対象外となります。

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コンビニ受け取りはできる?

出品者が商品を返送してもらう際、コンビニでの受取は出来るのでしょうか?

もし最寄りでのコンビニで荷物を受け取ることが可能であれば、自分の住所を開示することなく相手に商品を返品してもらえそうです。

前項で述べた通り、「ゆうゆうメルカリ便」の「郵便局/コンビニ受取」は購入された商品を発送する時しか使えず、返品時の配送には適用されていないため、これ以外の手段を考える必要があります。

ヤマト運輸には匿名配送サービスが存在しており、匿名での配送こそ可能です。

しかし、ヤマト運輸ではコンビニでの受取サービスは実施していないのです。

送り状(伝票)の届け先に、コンビニの住所などを記入すると、コンビニで荷物を受け取れますか?

お荷物の発送時に、お届け先をコンビニエンスストアにご指定いただくことはできません。

何卒、ご了承ください。

※「https://faq.kuronekoyamato.co.jp/app/answers/detail/a_id/3399/p/233」より引用

なお、佐川急便では匿名配送サービスは存在しないため、匿名で荷物を発送・受け取ることは出来ません。

これまでに述べた通り、メルカリで商品を返品する場合、返品者および出品者双方が匿名で荷物を発送したり受け取ったりすることは出来ないというのが結論です。

もちろん、本記事内で紹介した手段を用いれば「やってできないことはない」と言えますが、いずれの場合もメルカリが推奨・保証している手段ではないことから、相応のリスクを覚悟する必要があります。

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まとめ

メルカリにおいて匿名で返品する手段は「あると言えばある」と言えますが、いずれの方法も非公式な手段であるため、決してお勧めできるものではありません。

ただ、あなたが「住所を教えるリスク」よりも以下のリスクの方を取りたいのであれば、非公式な手段でも検討の余地があるかもしれません。

●返品される商品が不着・紛失してもいい

●商品がすり替えられてもいい

●トラブルがあった場合、サポートや補償を受けられなくてもいい

●規約違反により利用停止や退会処分を受けてもいい

確かに、見ず知らずの他人に自分の住所を知られてしまうことには一定のリスクが生じます。

そのため、是が非でも自分の住所を教えたくないという方は、アカウント停止(垢BAN)のリスクを許容できるのであれば、自己責任において非公式な手段を実行するのも選択肢の一つかもしれません。

ただ、私個人としてはそのような方法は決してお勧めしておりません。

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