メルカリ|匿名でもコンビニから凡その住所はバレる

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こんにちは。NALです。

今回は、メルカリの匿名配送に関するテーマです。

先日、メルカリを利用している友人から「メルカリの匿名配送って絶対にバレないの?」と質問されました。

メルカリの匿名配送には「らくらくメルカリ便」と「ゆうゆうメルカリ便」の2種類がありますが、この2つを利用していれば、基本的に個人情報が相手(出品者・購入者)にバレることはありません。

ただ、過去の取引において、「らくらくメルカリ便」を利用していた出品者から商品を購入した際、その出品者の個人情報がバレてしまった経験がありました。

今回は、「メルカリの匿名配送はどこまでバレるのか?」というテーマについてお話します。

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メルカリの匿名配送はどこまでバレる?

匿名配送を謳っていても、実は、全ての個人情報が秘匿されているわけではありません。

ケースによっては、以下の情報が相手方(出品者・購入者)に伝わってしまう恐れがあります。

[出品者の場合]
(1)商品を発送したコンビニの店舗名
(2)個人名・自宅の住所・SNSアカウント
[購入者の場合]
(1)郵便番号やおおよその居住地

出品者および購入者の立場でそれぞれ解説していきます。

出品者の居住地はコンビニ発送でバレる

あなたが出品者で、なおかつ「ゆうゆうメルカリ便」を利用していた場合、商品を発送したコンビニの店舗名が特定される恐れがあります。

ゆうゆうメルカリ便をコンビニで利用するためには、ローソンの店内に設置されている端末「Loppi」を操作する必要があります。

実は、ローソンから商品を発送した場合、商品に張り付ける伝票に店舗名が記載されてしまうのです。

当然、この伝票は購入者も目にすることから、あなた(出品者)がどこのローソンで商品を発送したのかが明確に特定されてしまうというわけです。

もし最寄りのローソンから商品を発送していれば、少なくとも住んでいるおおよその地域まで特定されてしまうでしょう。

これを回避するためには、最寄りのローソンを使用しないことです。

ただ、商品を発送する度に遠出する必要があるため、利便性を取るのか個人情報を取るのかを吟味するようにして下さい。

なお、最寄りのローソンが特定されたとしても、そこから自宅の住所まで特定することはほぼ不可能なので、過剰に心配する必要はないと思われます。

ちなみに、らくらくメルカリ便を利用した場合でも出品者の居住地が特定されてしまう恐れがあります。

らくらくメルカリ便でもコンビニで商品を発送することが可能ですが、ゆうゆうメルカリ便とは異なり、伝票に店舗名は記載されることはありません。

しかし、その店舗で控えておくべきレシートが伝票と一緒に入っている場合があるのです。

もちろん、そのような事例は皆無ですが、発生確率はゼロではないため、少なからず当該事案が発生してしまいます。

その場合は当然ですが、記載されている店舗名からあなたの住むおおよその居住地が特定されてしまうことになります。

自宅の住所が特定されることはまずないと言えますが、おおよその居住地でさえ相手方に知られてしまうことは決して気持ちがいいものではありません。

ただ、こうした情報漏洩は自分以外の第三者によるミスが原因であるため、あなた個人の行動で防げるものではないことから、事故だと思って諦めるしか選択肢はないのが現状です。

[体験談]出品者の個人名・自宅の住所・SNSを特定した話

これは私の事例ですが、ある出品者から商品を購入したところ、その出品者の「個人名」「自宅住所」「SNSアカウント」を特定できてしまったケースがありました。

無論、このような事態はレアケースであり、同じような経験をした方は皆無でしょう。

ただ、実際に私自身が体験した出来事であるため、似たようなケースに遭遇した方は少ないながらも存在しているはずです。

その出品者はらくらくメルカリ便を利用しており、出品者の個人情報は購入者(私)には伝わらないはずでした。

ところが、実際に商品を受け取ってみると、張り付けてある伝票には出品者の名前が記載されていたのです。

正確に言うと、出品者の個人情報が記載されている部分は剥がされていましたが、その処理が雑だったため、出品者の「フルネーム」「番地」が解読できる状態になっていました。

住所については番地しか分からなかったものの、その後に続く漢字二文字だけ解読できたので、これを検索エンジンに打ち込むと「神奈川県 川崎市」の地名であることが判明します。

また、問題の伝票には番地の後に「コート」という文字列が記載されていたため、これがマンション名だと想定し、番地と共に「〇〇コート」もしくは「コート〇〇」というマンションを検索したところ、これに合致する物件がヒットしたというわけです。

さらに、伝票には出品者の実名が記載されており、これをSNSで検索すると、本人と思われるFacebookアカウントが確認されました。

その出品者はメルカリの商品ページにて自身の体型を記載していて、それによると、この人物の身長は190cmもありました。

実は、本人と思われるFacebookには友人と一緒に写った写真も投稿されており、周囲の人間と比較すると、その人物だけが頭一つ飛びぬけていたのです。

この高身長が決め手となり、本人のSNSまでもが特定されることになりました。

なお、そのFacebookには出身校も記載されていたため、最終学歴や職業(美容師)までもが判明しています。

ちなみに、この人物の名前で検索すると、過去には読者モデルのような活動をしていたことが検索結果に表示されました。

Facebookにもモデル活動を示唆するコメントが投稿されていたことから、そのアカウントが本人のものであると考えて間違いありませんでした。

この出品者とは商品の状態を巡ってトラブルになり、最終的には事務局が介入して返品を受けつけてもらえることになりました。

その際、お互いの住所を開示していますが、私が特定したマンション名や住所と全く同じでした。

ただ、この出品者は個人情報を開示することが相当嫌だったらしく、せめてもの抵抗なのか、自身の名前については全てカタカナ表記だったのです。

しかし、こちらとしては伝票に記載されている情報から漢字表記が既に分かっていて、なおかる、本人のSNSや職業も特定している状況でした。

私がここまで出品者の情報を調べ上げたのは単なる興味本位ではなく、もし返品に応じなければ自宅まで赴くつもりだったからです。

私がこの出品者から購入した商品は10万円を超えていたため、相手方の自宅に乗り込むくらいの覚悟がありました。

最終的には相手が折れて返品に応じてくれましたが、返品を拒否するようであれば、最悪の展開になっていたかもしれません。

購入者の郵便番号がバレる瞬間

匿名配送の商品を購入しても、購入者の郵便番号が出品者にバレる瞬間があります。

それは出品者がセブンイレブンから商品を発送した場合です。

セブンイレブンから商品を発送する際、店員さんから「荷物貼付用」のレシートを渡されます。

実は、このレシートにはお届け先として購入者の郵便番号が記載されているのです。

このレシートは出品者自身が伝票袋に入れるよう促されるため、この事実を知っている人間であれば、ほんの僅かな時間さえあれば、購入者の郵便番号を確認することが出来てしまいます。

問題のレシートは出品者の手元には残りませんが、郵便番号の桁数であれば、その場で暗記できてしまう方が大半でしょう。

郵便番号を検索すると、大まかな居住地が判明するため、購入者がどこの地域に住んでいるのかまでは特定されてしまいます。

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出品者・購入者に共通してバレる情報

「らくらくメルカリ便」や「ゆうゆうメルカリ便」には追跡機能があり、配送業者や郵便局の公式サイトで「お問い合わせ番号」を打ち込むと、その荷物の現在地が分かる仕組みになっています。

非常に便利な機能ですが、ここに落とし穴があります。

実は、この追跡機能では荷物がどこで回収されて、どこに配達されるのが明確に分かってしまうのです。

出品者・購入者ともに自宅の住所こそ公開されませんが、この追跡機能により、お互いがどの辺りに住んでいるかということは相手方にバレてしまうことになります。

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