こんにちは。NALです。
今回は、東京の恵比寿にあるオーダーメイドサロン「S for you」をご紹介します。
東京都 渋谷区東3-25-3
ライオンズプラザ恵比寿315
S for youはご夫婦が経営されているサロンで、全ての行程をお2人で行っています。
今回は、S for youで実際にオーダーする際のポイントをご紹介します。
S for youでカウンセリングを受ける前にしておくこと
まずサロンの予約をするのですが、予約は下記の公式サイトに掲載されている「予約フォーム」から行います。
予約日時が決まったら実際にサロンに赴くわけですが、カウンセリングをスムーズに行うために、私が事前に行ったことをご紹介します。
(2)デザインの見本(写真・画像・手書きイラスト)を用意する
(3)価格(予算)を伝えておく
(4)ここだけ譲れないポイントを決めておく
オーダーして欲しいデザイン(コンセプト)を決める
まず(1)ですが、自分がどんなデザインのアイテムが欲しいのかを明確にしておきましょう。
もちろん、相手はプロなので、こちらの意向をしっかりと汲んで、それに沿うアイテムを制作してくれます。
しかし、いくらプロでも他人のイメージを100%で共有することは出来ないので、自分のイメージが固まっていないと、相手との間に解釈の齟齬が生まれてしまう恐れがあります。
そうすると、出来上がった後に「こんなはずじゃなかった」や「イメージと違う」という事態にもなりかねません。
そうした事態を回避するためにも、「どんなデザインにして欲しいのか」という部分は自分の中である程度明確にしておいた方がいいでしょう。
例えば、そのアイテムが「どんなシーンに使用するのか?」という点が挙げられます。
もしビジネスシーンに使用するものであれば、カジュアルなデザインや素材はNGです。
逆に日常使いのものであれば、フォーマルなデザインや素材では浮いてしまうことでしょう。
このように、フワッとしたイメージでもいいので、自分の中で制作してもらいたいデザイン(コンセプト)を持つことが大切です。
デザインの見本(写真・画像・手書きイラスト)を用意する
(1)だけでも十分ですが、可能であれば制作してもらいたいアイテムの写真や画像を用意しておきましょう。
ネットで検索すれば、自分が欲しいと思うアイテムと似通っているものが多数見つかるはずです。
自分の希望と100%一致するアイテムはなくても、それに近いアイテムならいくらでもヒットするでしょう。
もし自分が理想とする写真や画像がない場合は、手書きのイラストを用意するというのも一つも手段です。
中には「絵なんて上手に描けない」と思う方がいるかもしれません。
ただ、それでも実際に絵に起こすことで、自分の希望を視覚的に相手に伝えるということは非常に有効です。
美容院でも自分の理想を口頭で説明するのと、写真やイラストなどを実際に提示するのとでは、美容師さんに伝わる情報には雲泥の差があります。
服のオーダーメイドもこれと全く同じで、とにかく情報を視覚的に伝えるということが大切です。
目に見える情報があるのとないのとでは、相手の捉え方は180°変わってしまうと言っても過言ではありません。
せっかくオーダーメイドを依頼すのであれば、後悔しないためにも「理想を見える化する」ということを忘れないで下さい。
私の場合、ネットで見つけた写真を編集し、「この部分は別生地に切り替えてほしい」とか「着丈は何cmにして欲しい」など、細かい要望を書き込んで事前にメールで提出していました。
そのため、初めてカウンセリングに訪れた際に、「最初からデザインがかなり決まってましたね」と言われました(笑)
価格(予算)を伝えておく
制作して欲しいアイテムが明確であればあるほど、完成度は高くなります。
ただ、いくら自分の理想となるアイテムがオーダー出来るとしても、そこには価格(予算)という非常な現実が存在しています。
当然、市販品よりもオーダーメイドの価格が高くなるのは当然ですが、大事なのは「いくらまでなら出せるのか」という線引きをしておくことです。
予め出せる予算を設定しておくことで、カウンセリングがスムーズに進み、結果的に納品までの日数が早くなります。
また、予め予算を伝えておけば、相手も予算内でのデザインを提案してくれます。
最初に予算を伝えておかないと、いざカウンセリングが終了して実際に価格を告げられた時、「こんなに高いならオーダーできない」という状態にもなりかねません。
オーダーメイドが高いのは当然ですが、自分の予想していた金額と大きな乖離があると、せっかく理想のアイテムが手に入るのにそれを諦めざるを得なくなってしまいます。
そのため、初めてカウンセリングをする前に、自分の予算を相手方にしっかりと伝えておきましょう。
ここだけ譲れないポイントを決めておく
私が実際にS for youにオーダーをお願いしてみて感じたことは、「自分がやって欲しいこと」と「実際にはできないこと」があるという点です。
例えば、私はコートの裏地にチェック柄を使用したかったのですが、実際にカウンセリングを受けたところ、裏地にチェック柄を用いることはデザイン上難しいとの事でした。
もちろん、裏地をチェック柄にしたかったことは確かでしたが、これは「必須」ではありませんでした。
そのため、私はこの事実を直ぐに受け入れて、別の案に切り替えられることが出来ました。
この経験から、オーダーをする上では「ここだけは譲れない」というポイントを設定しておくことを強くお勧めします。
「自分がやって欲しいこと」が全て実現できれば申し分ありませんが、実際には技術面だったり物理的な理由で実現できないということが往々にして起こり得ます。
その時、それが必須ではなければ、直ぐに諦めて別の修正案を提案することが出来るというわけです。
こうした臨機応変な対応が出来ないと、オーダーメイドを利用したとしても大きな不満が残ると思います。
デザインにしろシルエットにしろ生地にしろ、自分の中で「ここだけは譲れない」という部分を核にして、それ以外の部分については臨機応変に対応し、場合によっては諦める(捨てる)ことが大切です。
実際にオーダーメイドで仕上げていた頂いたコートについては、以下の記事をご覧ください。
●S for youでオーダーしたコートの仕様と金額を公開
サロンの行き方
S for youのサロンはマンションの一室にあります。
そのため、まずはマンションのエントランスに入ります。
エントランスに入ると、自動ドアの左側にインターホンがあるので、サロンがある「315」を押します。
そうすると、担当者から応答があるので、「〇時に予約した〇〇です。」と伝えると自動ドアが開くため、そのままエレベーターで315室に向かって下さい。
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